売却の流れ
売却をご検討の皆様に、不動産売却の流れをご説明します。
1.ご売却のご相談
お問い合わせフォームなどより、お気軽にお問い合わせください。
2.ご売却物件の調査・確認
現地の状況、法令上の制限・類似物件の販売状況、成約価格などを調査します。
3.ご売却物件の査定
調査内容を元に、適正な販売価格をご提案させていただきます。
4.媒介(仲介)契約の締結
ご売却物件に関する販売活動依頼のご契約です。
5.販売活動・反響対応
早期売却に向けて販売活動の開始です。
6.物件のご案内
現地でセールスポイントのご紹介、資金計画のご提案を行います。
7.販売活動の報告
反響内容のご報告や今後の計画などのお打合せをします。
8.不動産売買契約の締結
いよいよ契約です。安全にお引き渡しができるようスケジュールの確認等も行います。
9.物件の引き渡し準備・ 抵当権抹消の準備と手続き
売主様が居住中であればお引越しを行います。 ローン残債の抹消手続きの準備をします。
10.代金決済と引き渡し
買主様より売買代金を受け取り、所有権の移転を行います。鍵や引継ぐべき書類等もお渡しします。
11.確定申告
不動産の売却益に関して確定申告を行います。 (翌年2月~3月中旬まで)軽減措置があります。
売却前のご確認
不動産売却にあたり、トラブルを未然に防ぐためにご確認いただきたい項目がいくつがございますのでご紹介します。
土地の境界線の確認
土地の売買をする場合、境界線を明確にする必要があります。登記記録(登記簿)や公図などの書面上は元より、現地でも明らかにする必要があります。現地では、境界を示す目印(これを「境界標」といいます)で確認します。ただし、境界標がない場合は、土地の実測作業を行った上で、隣地所有者と協議をして境界確認書を交わすなどの手続きを踏む必要もあります。
境界が不明確な場合は、後で境界紛争の元になる可能性がありますので、事前に確認をしておきましょう。
一戸建てで増築等したことがある場合
床面積の変更登記がなされているかなど、必要な変更登記がされているかの確認しましょう。併せて建蔽率、容積率等との照らし合わせも重要です。万が一、オーバーしている場合、「既存不適格建築物」となってしまいます。
物件の瑕疵(かし)への対処
瑕疵とは、雨漏りや建物の傾き、設備の故障などの物件の欠陥などのことをいいます。物件にこのような瑕疵がある場合、瑕疵の内容とその対処を明確にした上で売却する必要があります。
例えば、雨漏りなどの修復可能な瑕疵であれば、修復してから売却するという選択肢が考えられます。その場合は、売却の諸費用として修復費用を追加負担することになります。
あるいは、修復費用に相当する額を売却予定価格から差し引いた価格で売ることも考えられます。このように物件に瑕疵がある場合は、売却の諸費用や売却価格に影響する可能性があります。最終的にはその対処方法を自分で判断する必要がありますので、事前に弊社担当者にご相談にください。
太陽光発電システム搭載物件について
売却物件に太陽光発電がある場合、そのシステムの名義変更手続きが煩雑で日数もかなり要します。できるだけ迅速に対応できる様、申請当時の「施設者ID」と「パスワード」をご確認ください。また、次回の申請には「発電出力」と「設備ID」等も必要になります。わかる範囲で構いませんので、併せてご確認をお願いします。
不動産を売却する際に、実は様々な経費がかかります。基本的な経費についてご紹介します。
[税金]
- 印紙税…契約書に貼付けします。不動産の金額に応じて収入印紙代も変わります。
- 所得税・住民税等…不動産を売却して利益が出た場合にかかります。軽減措置があります。
[不動産に関わる経費]
- 仲介手数料…物件価格が400万円超えの場合、ご成約価格の3%+6万円+消費税
- 土地家屋調査士費用…境界の明示、土地の測量、建物未登記部分の登記、建物滅失登記などが必要な場合があります。
[ローン関係]
ローンの残債、繰り上げ返済手数料等
[登記関係]
- 抵当権抹消費用…抵当権が残っている場合、抹消手続きが必要となります。
- 登記内容の変更…例えば、登記上の住所と住民票上の住所が違う場合、登記内容変更の手続きが必要
[その他]
お引越し費用、動産物撤去費用等
お客様の期待に応えていく売却サポートを、当社は心がけています!